32.視線上のアリア
作詞:阿木燿子
作曲:宇崎竜童
それはまるで子供達の
しのび笑いのような音楽を
あなたの腕の中で
聞くようになったのは いつから
とても澄んだ高い声で
楽しそうに誰れかが耳元で
懐かしい童唄くり返しくり返し唄うの
涼しい目もとの熱い人
こうして一緒にいられるのは いつまで
愛と悲しみ 紙一重まぶた
だから だから 強く 強く
もっと もっと強く 今は愛して
昔聞いた子鳩達の
ふくみ笑いにも似たあのリズム
私の胸の中で
だんだん高まるのは どうして
それはいつか変わりばんこ
幸福と不幸福を鍵盤に弾(はじ)くピアノの音に
変わってしまいそうで怖いわ
やさしい瞳の燃える人
あなたが楽器を奏でるのは いつまで
愛と憎しみ 紙一重まぶた
だから だから 強く 強く
もっと もっと強く 今は愛して
寂しい目をする好きな人
二人でデュエット唄えるのは いつまで
愛と別れは 紙一重まぶた
だから だから 強く 強く
もっと もっと強く 今は愛して
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